一眼レフ用のカメラスタンドと同じように、スマホを立てて写真を撮ったり録画できるスマホスタンドを、普段はリサイクルゴミとして回収される、ペットボトルを使って自作する方法を解説する。
プロのフォトグラファーが、スタジオで撮影するような、綺麗な写真を撮るのは難しいが、この自作スマホスタンドを使えば、最低限手ぶれを防ぎ、安定した撮影が行える。
ペットボトルで自作するスマホスタンド
この章から、実際に自作スマホスタンドをペットボトルで工作する方法を、できる限り詳しく解説する。簡単な加工をするだけなので、ぜひ最後まで記事を読み進めて頂き、参考になれば幸いだ。
材料と道具
必要な材料と道具は以下の通り。
- ペットボトル 1本
- ペットボトルのキャップ 2個
- カッターナイフ
- グルーガン
ペットボトル
スマホを支える土台となる重要な部分。スマホの重さを考え、1リットル以上のサイズを用意する。
ペットボトルのキャップ
用意したペットボトルのキャップに加えもう1個、合計2個のキャップを用意する。このキャップが、スマホを立てた状態で保持するホルダーになる。
フタの加工
フタに加工を施し、スマホを固定するホルダーを作る。
フタに切り込みを入れる
片方のフタに切り込みを入れ、スマホを立てれるようにする。フタの裏側から側面に2ヶ所、下の写真のように、カッターナイフを使って、対称に切り込みを入れる。
フタとフタをくっつける
切り込みを入れたフタと、もう1個のフタを、表面同士グルーガンでくっつけて固定する。
撮影準備
加工作業は以上で終わり。実際に手作りスマホスタンドを使って撮影するための準備をする。
ペットボトルに水を入れる
スマホの重みでペットボトルが倒れないように、水を入れて重しの代わりにする。ペットボトルの半分以上入れておけば問題ない。
キャップを締める
加工してくっつけたキャップの、切り込みが入っていない方でペットボトルに封をする。水がこぼれないように、しっかりと締める。
実際に自作スマホスタンドを使って撮影してみる。プロのカメラマンには及ばないが、手ぶれを防ぎ、安定した撮影を行うことができる。
最後に
普段ゴミとして捨てているペットボトルに、誰でもできる簡単な加工を施すだけで、立派なスマホスタンドが完成する。
簡単な撮影なら、スマホスタンドを買うまでもなく、この記事で紹介している方法を、試してみてはいかがだろうか。
記事下の動画もぜひ参考にしてほしい。