忙しい日常を絶好調で乗り切るための誰でもできる体調管理3習慣

忙しい日常を絶好調で乗り切るための誰でもできる体調管理3習慣

*この記事で紹介している内容は、筆者本人の経験や参考資料から参照しており、健康状態の改善や、内容を保証するものでは無い。あくまでも参考として読み進めて欲しい。

忙しい日常を絶好調で乗り切るための誰でもできる体調管理3習慣

ストレスの多い現代社会において、健康的な生活を送るのは難しく、日常生活の忙しさから、体調管理を継続して行うにはコツが要る。人は誰でも、健康的な日常生活を送りたいと思っているが、本格的な健康管理を徹底している人は少ないのが現状だ。

忙しさを理由に体調管理を怠ると、日々のパフォーマンスを発揮できなくなり、長い目で見て、大きな病気の発症につながる可能性もある。

この記事では、忙しい日常生活を送りながらでも、簡単に取り組める体調管理3つの習慣を紹介する。ぜひ最後まで読み進め、これからの健康管理の参考にしてほしい。

忙しい日常で体調を整える3つの習慣

忙しい日常生活で体調管理を続けるには、簡単にできる事を習慣化し、毎日欠かさず行うのが肝となる。

朝一の白湯

朝起きた直後にコップ1杯の水か白湯を飲む

夜寝ている間、人間の体からは、通常200~300mlの水分が失われると言われている。この失われる水分は、ちょうどコップ1杯の水と同じ量で、朝起きた直後に同量を補給することで、目覚めを快適にしたり、腸の動きを活性化させる効果がある。

すっきり目覚める

朝起きた直後にコップ1杯の水を飲むと、眠っていた胃腸が動き出す。胃腸は副交感神経によりコントロールされており、胃腸が動き出すことで副交感神経が刺激される。副交感神経は、自律神経の中でも、体をリラックスさせる働きがあり、働きが低下している朝一に、水分を補給することが、体をリラックスさせ、快適な朝を迎えることに繋がる。

便秘解消

朝起きた直後に、コップ1杯の水を胃腸に行き届かせることで、胃結腸反射が起こる。胃結腸反射とは、体を起こし食べ物や水分を摂ることで、胃が刺激され動き出す働きの事。この胃結腸反射を起こすのに、コップ1杯の水を補給するのが効果的なのは想像できる。胃腸が動き出せば、排便が促されるので、便秘の解消に繋がる。

白湯か常温で

コップ1杯の水と言っても、冷たい水はNGだ。朝起きて間もない体に、急に冷たい水を入れると、反応として血圧上昇を促す。朝は体がびっくりしないように、白湯か常温の水を飲むことが望ましい。

急激な体温低下を招くことなく、体が求めている水分を、必要な分だけ取り入れるのが、気持ちのいいリラックスした朝を迎えるコツだ。

10分の昼寝

10分間の昼寝・仮眠で脳の能力を全開に

日本では「昼寝=怠け者」のイメージを持っている人も多いが、海外の多くの企業、中でもグーグル、アップル、マイクロソフトなどの一流企業では、仮眠時間や仮眠スペースを取り入れている。これが意味するのは、仮眠が持つ効果が実に優れているかだ。

ストレス軽減

昼寝や仮眠をとることは、脳を休ませることに繋がり、ストレスが軽減される。朝から全力全開で勉強や仕事をした場合、昼過ぎには体も脳も疲れる。疲れると100%のパフォーマンスを発揮することは不可能だ。このため、10分間でも良いので、体と脳を休ませることで、ストレスを低減させ、仕事や勉強を効率的に進めることができる。

認知能力・注意力・創造力向上

仮眠をとる事で脳を休ませると、その後のパフォーマンスが上がる。実際にアメリカのNASAで行われた実験では、仮眠後の認知能力・注意力が30%以上上昇している。

また世界有数のIT企業が仮眠制度を導入するのと、彼らの創造力が明らかに優れている事が、偶然の一致ではないのは明らかだ。

記憶力向上

仮眠をとる事で脳が休まるのは、脳に関する能力を最大限に活用することに繋がる。脳の働きで特に重要なのが記憶力だが、ストレスの溜まった脳では、記憶力が衰える。

10分間でも昼寝をすることで、脳の他の働きと同様、記憶力も向上する。脳が休まれば、その分能力を発揮できるので、記憶力が求められる若い学生でも、昼寝の効果を得ることができる。

就寝前後のストレッチ

就寝直後のストレッチで筋肉をほぐしリラックスした睡眠を手に入れる

人間の体は、動かさないでいると固くなる。筋肉がこわばり、肩こりや腰痛の原因となったり、リラックスできない状態で寝不足が続いたりし、仕事でも勉強でも、十分なパフォーマンスを発揮できなくなる。

就寝前後にストレッチを行い、体の筋肉をほぐせば、1日溜まった疲れを和らげる事ができ、快適な睡眠を得られたり、日々の活動でのパフォーマンスに良い影響を与える事に繋がる。

けがの予防

ストレッチで体をほぐす事で、筋肉の柔軟性が上がる。柔軟性が上がると、関節を動かせる範囲が広くなり、体をスムーズに動かせるようになる。スポーツなど体を動かす活動でけがをしにくくなったり、高齢者の転倒防止にもつながる。

プロのスポーツ選手が、時間をかけて入念にストレッチを行うのはこのためだ。スポーツをしない場合でも、寝る前や起きた後の10分程度のストレッチをおすすめする。

肩こり・腰痛の改善

本来筋肉には、体内の血液循環を助ける、ポンプのような働きがある。硬直した筋肉はポンプの機能を十分に発揮できないだけでなく、毛細血管の発達を妨げ、高血圧や肩こり、腰痛を悪化させる。

ストレッチを行い、筋肉に柔軟性を与え、体内の血液循環を改善することで、肩こりや腰痛など、体の不調を改善・予防することができる。

とにかくリラックス

ストレッチを行う時は、とにかく体をリラックスさせる。自然な呼吸でゆっくりと体の筋肉を伸ばす。夜寝る前に行うのが最適だ。好きな音楽を聴きながら行えば、心も体もリラックスできる。

ストレッチを行うことで、副交感神経が刺激され、体を緊張から解き、リラックスした睡眠を得られるようになる。

最後に

ここまで、時間が無い人でも、健康管理を維持継続するための、3つの習慣を紹介した。各習慣は決して1つの効果を生むだけではなく、総合的に多くの間接的な効果を生む。

人は誰でも、日々健康な状態で過ごしたいと思っている。そのためにやらなければいけないことは、そう多くは無い。時間が無いは言い訳にならない。

この記事が、日々の健康管理を見直すきっかけとなれば幸いだ。

■参考サイト
一般社団法人半田市医師会 健康管理センター ストレッチの効果
mi-mollet 名医が教える「朝、1杯の水を飲む」だけで健康でいられる理由
オキシゲナイザー 朝起きて1杯の水を飲むメリットと正しい飲み方
フランスベッド 大人にも昼寝は必要!効果的な昼寝の取り方
Diamond Online NASAも認める「昼寝」の驚くべき効果

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