イメージ画像:Image by Ernesto Barrachina from Pixabay
あなたは、小学校の算数の授業で、コンパスを使って円を描いたことを覚えているだろうか?
私は、様々な大きさの綺麗な円を、思いのままに描けるコンパスには、子供ながらに感動した記憶がある。
ただ、コンパスを忘れた時は最悪で、綺麗な円なんか描けるわけもなく、好きな授業もつまらないものになる。
しかし実は、コンパスが無くても、フリーハンドで超簡単に円を描く方法がある。
しかも、大きさを自由に変えながら、まるでコンパスを使った様にまん丸で綺麗な円を描ける。
この記事では、その詳しいやり方を、できる限り詳細に解説している。
さらに私が実際にこの方法を試し、その様子を記事下の動画に収めたので、こちらも合わせて参考にしてほしい。
フリーハンドで綺麗な円を描く方法
A4サイズの紙と、鉛筆かペンを1本用意し、下記の手順で円を描いてみる。
大きな円を描く
A4サイズの紙の横幅ギリギリの大きさで円を描く方法を解説。
豆状骨を支点にして手を固定
手のひらの付け根の小指側にある豆状骨を、コンパスの針の代わりに支点として、紙の上に手を軽く置いて固定する。
ペンを指で握って固定する。円を描く途中で指を動かすと、円の形が崩れるので注意が必要。
紙を回して円を描く
支点になる手とペンを固定したら、紙を一周回して位置を確かめてから、ペン先を軽く紙に付け、さらに紙を一周回して円を描く。
手を机に押し付けすぎると、紙が上手く回らずに円の形が崩れるので注意が必要。
中くらいの円を描く
前章の円より小さい円を描く方法を解説する。
小指の第二関節を支点にする
小指の第二関節の、甲側を支点にして、手を紙の上に軽く置いて固定する。
紙を回して円を描く
ペンを握って固定したまま、紙を一周回して位置を確認し、ペン先を紙に軽く置いてから、紙をもう一周回して円を描く。
ペンを握った手を動かさないように注意する。指が開いたりすると、円ん形が崩れる原因になる。
支点となる指を変えると、円の大きさを変える事ができる。
小さな円を描く
一番小さな円を描く方法を解説する。
中指の指先を支点にする
フリーハンドで描ける、最も小さな円を描くには、中指の指先を支点にする。
ペンを中指に沿えて固定する
支点にする中指にペンを沿えて握り、指先を円の中心になるように、紙の上に軽く置いて固定する。
紙を回して円を描く
固定した中指の指先を支点に紙を回して、円の位置を確認する。
中指に添わせたペンのペン先を紙に当て、紙を回して円を描く。
この時ペンが指から離れないように注意する。指やペンの位置が動くと、円の形が崩れる原因になる。
まとめ
学校の授業で使っていた、コンパスを使わなくても、フリーハンドで完璧な円を描く事は可能だ。
円の中心となる支点を、手の様々な部位を使う事で、円の大きさを自由に変える事ができる。
コツは、紙を回している間、指やペンを動かさずに固定しておく事だ。少しでも動いてしまうと、円の形がゆがんでしまい、綺麗な円が描けない。
下記の動画で、実際に私が試してみた様子を見る事ができる。ぜひこちらも参考にしてほしい。