イメージ画像:Gavin SeimによるPixabayからの画像
少し大きくなりすぎたキュウリは、皮が分厚く、さらに中でタネが形成され、食べた時に口の中で違和感を感じる。
この違和感が嫌で、大きくなりすぎたキュウリは捨てられるのが常だが、私が住んでいるメキシコでは、そもそも普通に売られているキュウリが、日本のものに比べるとはるかに大きく、日本なら完全に捨てられている。
味も日本のものに比べると大味だが、メキシコではこの大きなキュウリを、フルーツ感覚で食べる。レモンと唐辛子の粉(辛くない)をかけて食べるのだが、これが意外と美味しくてクセになる。
この記事では、実際にメキシコ現地でのキュウリの食べ方を、自分で試した経験を踏まえ、詳しく解説する。
キュウリは果物?
日本ではキュウリは野菜として扱われ、料理で使う事の方が多いが、メキシコでは扱いが全く異なる。
屋台では果物と一緒に売られている
メキシコの屋台では、果物を一口サイズに切ってカップに入れ、レモンを搾ってかけたり、唐辛子の粉をかけたり、果物用のサルサをかけて売っている。
この中にキュウリも同じように売られており、野菜としての扱いより、果物として扱われている。
家庭でキュウリを食べる場合も、屋台のようにレモンや唐辛子をかけて食べるのだが、この方法を次章から詳しく解説していく。
大きくなりすぎたキュウリの美味しい食べ方
大きくなりすぎたキュウリを捨てるのはもったいない。捨てる前にメキシコのように美味しく食べてみてはいかがだろうか。
皮をむく
大きくなりすぎたキュウリの皮は硬く、食べるにはクセがあり過ぎるので、両端を切り落としてから皮をむく。
タネを取り除く
皮をむいたキュウリを縦に半分または四分の一に切り、スプーンを使って中のタネを取り除く。
食べやすい大きさに切る
皮をむいてタネを取り除いたキュウリを、食べやすい大きさに切り分けて器に盛り付ける。
レモンをかける
盛り付けたキュウリの上から、レモンを絞る。メキシコで売られている一般的なレモンは、柚子のような大きさで、これをレモン搾り器を使って絞る。
唐辛子をかける
メキシコでは、唐辛子を料理に用いることが多く、辛さも激辛から全く辛くないものまで様々な種類が存在する。
中でも果物にかける、あまり辛くない唐辛子が粉で売られており、切り分けたキュウリにこの唐辛子をふりかける。
日本ではこの唐辛子が売られてないので、代わりに一味唐辛子を、ほんのわずかふりかける。かけ過ぎると辛すぎるので、あくまでも注意が必要。
これで完成。アクセントの効いた味がやめられない。
まとめ
ここまで、日本では捨てている、大きくなりすぎたキュウリを、メキシコ式の食べ方で美味しく頂く方法を、解説してきた。
皮をむき、タネを取り除き、適当な大きさに切ってレモンを絞り、唐辛子をふりかけるだけで超簡単にできるので、試してみる価値はある。
自分でも実際に試してみた様子を、下の動画に収めたので、こちらもぜひ参考にして欲しい。