海外旅行で現金を身に付けて安全に持ち歩くための隠し場所3選

海外旅行で現金を身に付けて安全に持ち歩くための隠し場所3選
海外旅行中のスリや窃盗被害は多い

家族との海外旅行で、知らない国に行き、楽しい思い出を作るつもりが、窃盗やスリの被害に遭い、嫌な思い出になってしまうケースが後を絶たない。

旅行者が狙われやすいのは、どの国でも同じで、安全な国と言われていても、対策は十分に講じておく必要がある。

この記事では、日本人が海外でスリや窃盗に遭った時に、被害を最小限に抑えるための、現金の隠し場所を3つ紹介する。

旅行者はターゲット

旅行者はターゲット

なぜ海外で旅行者は狙われるのか。それは単純に、旅行者は現金やクレジットカード、パスポートなど、金目の物を身に付けていることが分かっているからだ。

つまり旅行者だと判断された時点で、狙われる危険がある。

旅行中はなるべく目立たない

旅行中は目立たない格好をする

海外旅行で、スリや窃盗に狙われないようにするには、旅行者だと思われないようにする事が前提で、できる限り、現地の雰囲気に溶け込むことが重要だ。

被害に会った後の対策をするより、そもそも被害に遭わないように、旅行者として目立たないようにする事が良策だ。

服装

相手が旅行者か否かを判断するのに、最も簡単な方法は、服装を見ることだ。ほとんどの旅行者は、現地の人と違う服装をしている。

現地の人と明らかに違う服装は、とにかく目立ってしまい、スリや窃盗のターゲットになりやすい。

海外旅行では、現地で目立たないシャツや上着を1枚買って、身に付けて行動する事をおすすめする。

持ち物

海外旅行では、持ち歩いている物次第でも、旅行者と判断されてしまう。

旅行者はカメラやスマホを首から下げたり、ウエストポーチを身に付けている事が多い。

また、明らかに普段の生活では使わないような帽子を被っていたり、現地の観光案内のパンフレットを持っていたりと、明らかに旅行者だと分かってしまう。

必要な時以外、持ち物はカバンなどに入れて持ち運ぶか、できる限り持ち物を減らすのも、スリや窃盗の被害を最小限に抑えるための基本だ。

歩き方

旅行者は、現地の人とは歩き方が明らかに違う。周りをキョロキョロ見ながら、ゆっくり歩いたり、目的地なくブラブラ歩いている。

旅行しているのだから仕方ない部分もあるが、まっすぐ足早に歩く事で、自分が旅行者だと思われる可能性を減らせる。

海外旅行保険も存在するが…

海外旅行保険の手続きは面倒

スリや窃盗の被害にあった時の損失をカバーできる、海外旅行保険も存在するが、保険はあくまでも保険であり、決して万能ではない事を理解しよう。

保険の手続きは面倒

海外旅行に出かける際、旅行保険に加入するべきだ。入会手続きは面倒かもしれないが、事件や事故があった際に保証される内容を見れば、値段の割にメリットがある事は明らかだ。

しかし実際に海外で、何かが起こってしまった後の手続きは、面倒で骨が折れる。

日本ではなく海外なので、現地の保険事務所や代理店と連絡を取り、自分の身分を証明し、起こった事件や事故の詳細を調書にまとめる。

もちろん全て自分で行うわけでは無いが、実に面倒な事後の手続きを考えると、やはり何も起こらないに越したことはない。

思い出は取り戻せない

海外旅行保険に加入しておけば、旅行先でスリや窃盗の被害にあった場合の、物質的な被害は、限度内で保証される。

しかし旅行中の思い出は取り戻せない。被害に遭わなければもっと楽しめていたはずの時間が、保険会社との手続きに使われ、被害に遭った嫌な思い出は残る。

楽しい思い出が壊されるくらいなら、そもそも事件や事故に巻き込まれ、被害に遭わないようにしよう。

現金は身に付け隠して持ち歩く

現金は身に付けて持ち歩く

ではスリや窃盗による被害を、最小限に抑えるためには、具体的に何をすれば良いのだろうか。

前章『旅行者はターゲット』で解説した、旅行先で目立たないように行動する事を前提に言うと、お金を隠して持ち歩く事が、スリや窃盗による被害を最小限に抑えるのに、最も効果的だ。

要はお金を持っていても、見つからずに取られなければ、被害は最小限で済む。

この章では、具体的に、どのような方法で、お金をどこに隠して持ち運べば良いのかを、詳しく解説する。

財布は複数持つ

実際にお金を隠し持つ方法を解説する前に、前提条件として、財布の管理方法を解説する。

1つは本命

海外旅行で使う予算は、人によって異なるが、日本に居る感覚で現金を持ち歩くのはおすすめしない。

現金は1つの財布にまとめて持ち歩くのではなく、分散させパスポートやクレジットカードとは別に持ち歩く。

普段使う本命の財布を持ち、買い物の際はいつもそこから現金を出す。

1つはおとり

常におとりの財布を持ち歩くのは、スリや窃盗の被害を最小限に抑えるのに効果的だ。

おとりの財布には、小額の現金を入れておき、窃盗犯に脅されたときはこの財布を差し出す。

このおとりの財布に入れておく現金は、本命の財布とは異なり、取られることを前提に、取られても痛くない金額にする。つまり保険のような物だ。

現金の隠し場所3選

この章では、ここまで解説してきた内容を前提に、お金を体のどの部分に隠して持ち運べば、スリや窃盗の被害を最小限に抑えられるかを解説する。

服下のウエストポーチ

旅行者の持ち物で特に目立つのが、ウエストポーチではないだろうか。

服の上から付けるタイプの物だと、一眼で旅行者と判断されてしまうが、最近では細いウエストポーチ(スリムタイプ)が売られており、服の下に装着できる。

このタイプのウエストポーチを、肩から斜めに掛け、その上にシャツを着れば、スリムなだけに目立たない。

中に現金やカードを入れて持ち歩いても、見た目には分からない。

唯一のデメリットは、窃盗犯に体を触られた時に、シャツの下に何かを隠し持っていると思われる事。

隠しポーチの存在が判明すれば、もちろん中の現金は奪われるので、このポーチを身につけていれば、絶対にスリや窃盗の被害に遭わない、と言う訳ではない。

ベルトの中

ベルトの中に現金を隠して持ち歩けば、そもそもスリや窃盗犯に、怪しまれる事がないのでおすすめ。

紙幣を折り曲げて収納できるベルトは、実際に売られている。

しかし、ベルト自体を取られた場合には、中身も全て失うことになるので、注意が必要だ。

あらゆるリスクを考えれば、やはり現金を分散して持ち歩くことの重要さが理解できる。

足首に巻きつける

筆者の経験上、最も優れたお金の隠し場所は、足首だ。

スリムタイプのウエストポーチに現金を入れ、足首に巻きつけておけば、ほぼスリや窃盗犯に気付かれることはない。

体の上半身やズボンのポケットは、普通に考えて、何か金目の物が入っていると想像がつくし、スリや窃盗犯が最初にターゲットにする。

現金は足首に巻きつけて持ち運ぶのが効果的

靴やベルトに現金を隠すのも方法だが、その靴やベルト自体がターゲットとなり、取られることも考えられなくはない。

しかし足首に何か持っている、と思われることはほとんど無いので、現金の隠し場所としては最も優れていると言える。

最後に

ここまで、旅行先で現金を、身に付けて安全に持ち歩く時の、隠し場所と方法を詳しく解説してきた。

お金を隠す方法は無限にあるが、自分の経験も踏まえ考えてみれば、足首に巻きつけて持ち歩くのが、最も優れた方法だと言える。

この記事は、現金の隠し方に特化して書いたが、もっと大切なのは、「ターゲットとして狙われない」ことだ。

現金を隠して持ち歩かなくても、スリや窃盗のターゲットにされなければ、お金を取られる事もない。

旅行に出かける際は、ぜひこの記事の内容を参考にして頂き、楽しい思い出が嫌な思い出にならないようにして欲しい。

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