参考動画参照:MrExpert
仕事でも勉強でも、また家にいる時でも、最も使用機会の多い文房具と言えば、ボールペンではないだろうか。
類似文房具の鉛筆やマジックマーカーは、折れやすかったり大きすぎたりするので、用途に合わせて使用する機会はあるものの、いつでも無難に使えるのはポールペンだ。
この記事では、どこにでもあり誰でも持っているボールペンを、本来の用途とは違う方法で、仕事や勉強を効率的に進めるアイテムにする、便利な裏技を9選紹介している。
参考までに、最後まで本記事を読み進めて頂けると嬉しい。
ボールペンを使った便利な裏技9選
*この記事で紹介しているアイデアは、その効果や機能を保証するものではない。また内容に関するコメントは、直接動画作成者に問い合わせてほしい。MrExpert
ここからは、ボールペンを使った裏技を詳しく解説していく。当記事で紹介する裏技で使用するボールペンは、フリクションなどのノック式や、ツイスト式ではなく、下の写真のようなキャップ式のものになる。
ここから、ボールペンを使った裏技9選を詳しく解説していく。
隠しメモ
ボールペンは分解できる構造なので、中に隠しメモを忍ばせる事ができる。
隠すメモを作成
まずは中に忍ばせるメモを作成する。紙を小さく切り、忍ばせたい文字や文章を記入する。
隠すメモを芯に巻き付ける
ボールペンを分解して芯を取り出し、記入したメモ紙を巻き付ける。
ボールペンを組み立てる
メモ紙を巻き付けた芯を筒に戻し、ペンを組み立て直し、元の状態にする。
これで隠しメモボールペンが完成。自分の名前を記入しておけば、誰かが見つけてくれた時に戻ってくるかも。学校のテストでカンニング用紙を忍ばせる事もできるが、こちらは自己責任で。。。
定規を使わず直線を描く2つの裏技
ちょっとした直線を引くなら、定規は不要。定規が無くても工夫次第できれいな直線を引くことができる。
定規なしで直線を引いたら?
定規を無くしたり、見当たらないとき、ボールペン1本で直線を引くと、分かり切ってはいるが、下の写真のように、まっすぐ引くことはできない。
ではどうすれば、定規を使わずにきれいな直線を描くことができるのか?
ボールペンと指を使って直線を描く
1つ目の裏技は、ノートの縁に沿って直線を描く場合に有効な方法。ボールペンを握ったまま、小指をノートの縁に当てて固定し、そのまま手を下にスライドさせる。
通常、ノートの縁は直線なので、縁に沿って線を引けば、まっすぐな直線を描けるのは間違いない。
もう1本のボールペンを使って直線を描く
2つ目の裏技は、もう一本のボールペンを使って直線を描く方法。要はもう1本のボールペン(真っすぐなもの)を定規代わりに用いて線を引くので、真っすぐな直線が描けるの当たり前だ。
ボールペンを使った簡易タッチペン
iPhoneやスマホで細かい作業をする時に便利なのがタッチペンだが、普段から持ち歩いていなかったり、無くした場合には、この方法で切り抜けられる。
しかし、ボールペンだけでスマホの画面を触っても、画面を動かすことはできない。ではどうすれば良いのか?
アルミホイルを用意
ボールペンをタッチペンとして利用できるようにするには、まずアルミホイルを用意する。アルミホイルと言っても、ボールペンの先を覆える程度の切れ端で十分だ。
アルミホイルでペン先を覆う
用意したアルミホイルの切れ端で、ボールペンの先端を覆い、形を整える。
たったこれだけで、ボールペンがタッチペンと同様の働きをしてくれる。とにかく便利な裏技だ。
複数の並列線を同時に描く
デザイン等の仕事をしていると、複数の線を並列させて描きたい事がある。こんな時に便利なのが、ここで紹介する、複数の並列線を描く方法だ。
ペンを3本用意して輪ゴムで縛る
まずは複数のペンを輪ゴムで縛って固定する。動画では3本のボールペンを使っているが、用途や必要に応じて、必要な本数を用意する。
輪ゴムを縛る箇所は、ペン先のグリップ側と、ペン尻のボディー寄りの2カ所。
実際に複数の並行線を描く
ペンを縛って固定出来たら、実際に線を描いてみる。
3本共に、ペン先が紙にしっかり触れている事を確認し、描きたい図形や文字、線などを描いてみる。線が欠けたりして上手く描けない場合は、ペンをずらして微調整する。
線だけでなく、同じ要領で文字を書くこともできる。
描きたいものによって、ペンの本数を変えれば、よりデザインの幅が広がるのは言うまでもない。
キャップを無くした時のための即席キャップ
ボールペンのキャップほど頻繁に無くなるものは無いが、無くしても、アルミホイルで即席のキャップを簡単に作ることができる。
まずは適度な大きさのアルミホイルを用意する。ペン先を覆ってキャップ状に巻ける大きさが必要だ。
用意したアルミホイルの中心に、ボールペンのペン先を当てて位置を調整する。
後はボールペンの形状にフィットするように、アルミホイルを巻き付けて固定すれば完成。これでキャップを無くしてしまっても大丈夫。
爪楊枝を飛ばして遊ぶ暇つぶし対策
実用的な裏技ではないが、ボールペンのキャップを利用すれば、即席の暇つぶし対策として、爪楊枝を飛ばして遊ぶおもちゃが作れる。
キャップの先端に穴を開ける
まずはキャップの先端に爪楊枝が通る大きさの穴を開ける。
キャップに輪ゴムを巻き付ける
穴を開けたキャップに、爪楊枝を引っかけるための輪ゴムを巻く。
爪楊枝の先端をカットする
爪楊枝で輪ゴムに穴を開けないように、爪楊枝の片側の先端をハサミでカットする。
実際に遊んでみる
作業はこれで完了。実際に作った暇つぶしの道具で実際に暇をつぶしてみる。キャップ先端の穴に爪楊枝を通し、輪ゴムでつまんで引っ張り、テンションをかけたまま輪ゴムを離せば、爪楊枝が勢いよく飛び出す仕組み。
本当に何もやることが無い時には、ちょうど良い暇つぶしになるかもしれない。空き缶などを的にして狙うとより一層面白い。
インクが残っているのに書けない時の対策
中のインクは残っているにも関わらず、途中で書けなくなるボールペンがたまにある。こんな時、どのように対策すればいいのかを解説する。
ボールペンの芯を取り出す
まずはボールペンを分解し、中のインク芯を取り出す。
ペン先をあぶって温める
ライターを用意し、ペン先をあぶって火で温める。インクが残っていても、ペン先のインクが乾燥して詰まることが多々あるので、温めて潤滑性を復活させれば、インクが再び流れるようになる。
ただペン先をライターであぶるだけで、再び書けるようになる。今まで、途中で書けなくなったボールペンを捨てていた人に特におすすめの裏技。
極小ミニボールペンの作り方
普通サイズのボールペンを改造し、財布の隙間に収まるような、ミニボールペンを作る方法を解説する。
ボールペンの芯を取り出す
ボールペンを分解し、中のインク芯を取り出す。
インク芯を半分にカット
取り出したインク芯を半分にカットする。ミニボールペンの長さはこの時に決まるので、あまりに短すぎると、持ち手のグリップ部分が無くなるので、半分くらいがちょうどいい。
切り口側をアルミホイルでふさぐ
半分に切断した芯の切り口側を、アルミホイルで包み、グリップとしても機能するように形を整える。
アルミホイルでキャップを作る
キャップとなる部分も、アルミホイルをペン先に巻き付け、形を整える。
切り口側のアルミホイルをテープで固定
先にふさいでおいた切り口側のアルミホイルは、抜けると手が汚れるので、テープで固定する。
財布に忍ばせる
製作作業は以上。後はこの極小ミニボールペンを忍ばせ、いざと言う時に取り出して使えるようにしておく。
最後に
ここまで、キャップ式のボールペンを使った、便利な裏技を9選紹介してきた。家でも仕事場でも使えるので、ぜひ参考にしてみて欲しい。
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