洗面台を酢と重曹でピカピカにする超簡単な掃除方法

洗面台を酢と重曹でピカピカにする超簡単な掃除方法

日常生活の様々な用途で、毎日頻繁に使う『洗面台』。掃除を少しでも怠ると、気になる汚れがたまってゆく。

友人や恋人が家に遊びに来て、あなたの家のトイレを借りた時、洗面台を見られる。もちろんきれいに掃除ができていないと、相手に不清潔なイメージを与えることもある。

洗面台を酢と重曹でピカピカにする超簡単な掃除方法

常にきれいな洗面台を保ちたいが、頑固にこびりついて、なかなか落ちない汚れもあり、苦労している人は多い。

そこでこの記事では、お金や無駄な労力をかけずに、今家にある『お酢』と『重曹』を使って、洗面台をピカピカに掃除する方法を詳しく解説していく。

実際に私がこの方法を試し、動画に収めたので、記事下の動画も参考にしてほしい。

また、洗面台の水道蛇口をピカピカ掃除する方法に関しては、別記事「水道蛇口の水垢をたった60秒で落とす、誰でもできる掃除方法」を参考にしてほしい。

注意:この記事で紹介している方法で落ちる汚れには限界があり、全ての汚れが残らず落ちるわけではない。

汚れの種類と特徴

洗面台の汚れは、大きく3つに分類できる。本章では、この3大汚れに特化して、その種類と特徴を詳しく解説していく。

皮脂汚れ

皮脂汚れは、人の肌表面の油分がたまったもので、手や顔を頻繁に洗う洗面台では特に目立つ汚れの1つだ。

人の肌以外にも、化粧品に含まれる油分も、油汚れとして蓄積する。

皮脂汚れは、黄褐色の見た目が特徴で、水垢汚れとの相性が良く、放っておくとより頑固な汚れになる。

水垢汚れ

水を使う環境で、発生を避けられないのが水垢汚れで、水そのものに含まれる、カルシウムやマグネシウムが発生原因だ。

見た目は白いまだら模様で、長い間放っておくと、白または黄褐色の結晶となり、普通の洗剤では落とせない頑固な汚れとなる。

石鹸カス汚れ

上記2つの汚れに加え、石鹸カスも、洗面台の汚れの中で特に目立つものの1つだ。手や顔を洗う事が多い洗面台では、石鹸を使うので、流れきらずに残った石鹸の成分が、そのまま汚れとなる。

また洗面台では、歯を磨くこともあるので、歯磨き粉の残りカスも汚れとなる。これら石鹸カスに分類される汚れは、洗面台独特の汚れで、長い間放っておくと、簡単に落ちない頑固なものになる。

参考:プロに聞く!洗面台掃除方法!使いやすい綺麗な洗面台に|KAJITAKU

お酢と重曹で洗面台を掃除する

前章で解説した汚れを落とすには、それぞれの汚れの性質を知る必要がある。例えば、水垢はアルカリ性の汚れ、皮脂を含んだ石鹸カスは酸性の汚れである。

そしてこれら性質の違う汚れの成分を、全て中和する事で、洗面台をピカピカにする事が可能なのだ。

この記事で解説している『お酢』は酸性なので、アルカリ性の汚れを落とすのに効果的で、『重曹』は弱アルカリ性なので、酸性の汚れを落とすのに効果的だ。

重曹で洗面台を磨く

重曹をスポンジに付けて、洗面台ボール全体を磨いてゆく。重曹は弱アルカリ性である上、そのものの粒子が細かいので、手垢などの皮脂汚れを落とすのに効果的だ。

スポンジに重曹を付ける

重曹が足りない場合は、直接洗面台にふりまいてからスポンジで磨く。ボール全体を磨いたら、排水口周りも丁寧に磨いていく。

重曹で排水口周りも磨く

お酢で洗面台を磨く

弱アルカリ性の重曹で洗面台を磨いた後、次は酸性のお酢を使って、水垢などのアルカリ性の汚れを、分解しながら落としていく。

重曹の場合と同じく、スポンジにお酢を含ませ、ボール全体を磨いていく。

お酢をスポンジに染み込ませる

ボールを磨いた後は、排水口周りも同じように磨く。本来であれば、お酢をボール全体に付け、数分間放置して汚れを浮かしてから、スポンジで磨くとより効果的だ。

水で流す

磨き終わった洗面台を水で流す。浮いた汚れや、残った重曹やお酢の成分を含め、全て水できれいに流し落とす。

浮いた汚れを水で流す

お酢と重曹を使った掃除の手順は以上になる。ここまでしてピカピカになった洗面台を、掃除前と後で比べると、その効果は一目で分かる。

お酢と重曹で掃除する前の洗面台
お酢と重曹を用いて掃除した後の洗面台

排水口周りの汚れ、掃除前と掃除後。

お酢と重曹を用いて掃除する前の排水口
お酢と重曹を用いて掃除した後の排水口

洗面台をきれいに保つ

前章で解説した方法を使えば、洗面台をピカピカに掃除できるが、本当の問題は、洗面台がすぐに汚れてしまう事ではないだろうか?

せっかくきれいに掃除した洗面台も、すぐに汚れてしまうようではキリがない。

洗面台を掃除するテクニックを知る前に、いかに汚れの発生をおさえ、きれいな状態を保つか、を知っておいた方が、掃除で苦労するより簡単で無駄がない。

1日1回残った水滴を拭き取る

洗面台が汚れるのは仕方がなく、きれいな状態に保つには、汚れが溜まる前にこまめに拭き取る事が重要だ。

洗面台を使用するたびに、タオルなどで残った水滴を拭き取るのが理想だが、忙しい日常でここまでするのは面倒なので、せめて1日1回、決まった時間に拭き取り作業を行うようにする。

朝顔を洗った後、夜歯を磨いた後など、毎日拭き取る時間を決めた方が、癖がつきやすい。

最後に

ここまで、お酢と重曹を使って、洗面台をピカピカに掃除する方法と、洗面台をきれいに保つ方法を解説してきた。

産後や一人暮らしで時間がないあなたでも、今家にあるものを使って、洗面台をピカピカにし、さらに毎日決めた時間に、残った水滴を拭き取る事で、きれいな洗面台を保ち、汚れが溜まるのを防ぐ事ができる。

実際に私もこの方法を試してみた。その様子を下の動画に収めてみたので、ぜひ参考にしてほしい。

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