インフルエンザやコロナウイルスへの感染を防ぐには、マスクで口を覆うだけでは不十分だ。
なぜならウイルスは目から侵入する事もあり、更に自分の手で顔を触る事で、手を介した感染も起こるからだ。
目からの感染と、顔を触ることを防ぐには、口だけでなく、顔全体を覆えるフェイスシールドが効果的だ。
しかもわざわざ買わなくても、身近にある材料を使って手作りすることが出来る。
この記事では、ペットボトル(クリアファイルの代わり)とメガネ(だてメガネでもOK)を使ってフェイスシールドを手作りする方法を、出来る限り詳しく解説する。
ペットボトルとメガネで作るフェイスシールド
ここから詳しい作り方を解説する。
材料・道具を用意
必要な材料と道具は以下の通り。
- ペットボトル 1本
- メガネ 1つ
- ハサミ
- カッターナイフ
ペットボトル
顔の大きさを考え、ペットボトルは2ℓ以上の大きめの物を用意する。色は無色透明で、顔にフィットしやすいように、コカコーラや炭酸ソーダなどの丸い物を使う。
メガネ
メガネはどのタイプでも可能。普段メガネを使わない場合は、レンズの付いていないだてメガネや、無色透明の保護グラス、またはサングラスのレンズを抜いた物でも良い。
ペットボトルを切る
実際の作業に入っていく。まずはペットボトルを切り、フェイスシールドの形に整える。
*ハサミやカッターナイフを使用する。刃先に充分注意すること。
底面を切り落とす
フェイスシールドが完成した時に不要となる、ペットボトルの底面を切り落とす。
縦に切り開く
底を切り落としたペットボトルを、縦に切り開く。切り込む位置は、剥がしたラベルの跡が残っている箇所。(完成した時にラベルの跡が正面に来ない)
上部を切り落とす
ペットボトルの飲み口側も不要になるので、底面と同じく切り落とす。
切り込みを入れる
シールド状に切り終えたペットボトルの両端に、メガネのフレームを通すための切り込みを入れる。
切り込みは両側2本入れ、シールドがメガネのフレームにしっかり固定できるようにする。
メガネをセットする
前章で入れた切り込みに沿って、メガネをセットする。
片側づつ切り込みに沿って、メガネのフレームを通し、ずれないように固定する。
実際に使ってみる
工作は以上で終わり。実際に顔に付けて使ってみる。
耳元に違和感がある場合は、シールドの側面を切って調整する。
最後に
普段ゴミとして捨てているペットボトルと、安物のメガネがサングラスを使って、顔を保護するフェイスシールドを、簡単に手作りする方法を解説した。
ウイルス感染を防ぐには、物理的に顔を遮蔽物で覆い、自分の手で顔を直接触れないようにするのが効果的。
この記事は実際の効果を保証するものではないが、参考までに書いてみた。