参考動画参照元:【Benri Lifehack】便利ライフハック
食材を冷蔵・冷凍庫に保存しておくときに、毎度お世話になるのがジップロック(ジップロックは製品名で、フリーザーバックとも言う)。
ジップロックの密閉性とチャック機能に加え、丈夫さを最大限活用すれば、食材の保存以外でも、日常の多くの場面で活用できる。
この記事では、ジップロックの変わった使い方を20選解説する。たかがジップロックだが、便利な使い方ばかりなので、ぜひ最後まで記事を読み進め、参考にしてほしい。
- 1. ジップロックの便利な使い方20選
- 2. 最後に
ジップロックの便利な使い方20選
ここからは実際に日常生活で使える、ジップロックに関する裏技を詳しく解説する。
カメラを固定する三脚
意外に思われるだろうが、ジップロックを使えば、カメラを固定して撮影を行うための、三脚の代わりとして機能する。
ジップロックにお米を入れる
ジップロックの8分目まで、炊飯前のお米を入れ、チャックを閉じる。
カメラを固定する
お米を入れたジップロックを机の上に置き、カメラを撮影したい角度に固定する。ジップロック内のお米がカメラの形に馴染むように、少し押し付けながら固定する。
ジップロック内のお米の流動性を利用し、被写体の大きさや高さに関係なく、自由にカメラの角度を変えれるのがポイント。
スマホ防水・防塵ケース
雨水や埃からスマートフォンを保護するために、防水・防塵ケースを見たり買ったりした事がある人も多いだろうが、ジップロックを使えばケース代わりになる。しかもジップロック1枚と防水・防塵ケースのコストを比較すると、どちらがお得なのかは一目瞭然だ。
スマホをジップロックに入れる
手順と言う手順は無く、スマホをジップロックに入れてチャックを閉めるだけ。
普段からスマホをジップロックに入れて持ち歩けば、突然の雨が降っても、スマホ自体は濡れることが無い。
水や埃からスマホを守るだけでなく、ジップロックに入れたままでも操作できるのがポイント。
ゆで卵マヨネーズの簡単調理
サンドイッチの具で良く目にする、ゆで卵をつぶしてマヨネーズで合えた卵サラダ、正式名は卵フィリングと言うらしいが、これをジップロックを使って自宅で簡単に調理することができる。
ゆで卵をジップロックに入れる
まずは作りたい量に応じた数のゆで卵の殻をむき、ジップロックに入れてチャックを閉める。
ゆで卵をペースト状につぶす
ジップロックに入れたゆで卵を手で揉みながらつぶし、粗いペースト状にする。
味付け
ペースト状にしたゆで卵に、マヨネーズと塩コショウを加え、味を調える。混ぜる時は先ほどと同様、手でジップロックをもみながら混ぜる。これで全ての調理手順が完了した。手を汚さず、余分な食器類も使わない、まさに一石二鳥の裏技。
ゆで卵マヨネーズをパンに塗る
完成したペーストをパンに塗るときは、ジップロックの角をハサミで切り、切り目から押し出して塗る。ケーキに生クリームのホイップで飾りつけする時の要領だ。
即席冷却ジェルシート
熱さまシート等の商品で知られる、冷却ジェルシートを、ジップロックと食器用洗剤を使って簡単に代用できる。
ジップロックに食器用洗剤を注入
まずはジップロックに食器用洗剤を注入し、チャックを閉める。注入する量は、ジップロックの形状が薄い板状になる程度にとどめる。
冷凍する
洗剤を注入して平たくならしたジップロックを、冷凍庫で凍らせる。
タオルに包んで使う
実際に熱が出て、この即席冷却ジェルシートを使う時は、低温やけどをしないように、タオル等に包んで使用する。
この即席冷却ジェルシートは、食器用洗剤を利用しているので、使用後は再び冷凍させ、繰り返し使える。
即席保冷剤
前例の即席ジェルシートは、食材を保冷しておく保冷剤としても機能する。
即席ジェルシートをジップロックに入れる
前項で洗剤をジップロックに入れて凍らせた即席ジェルシートを、一回り大きいサイズのジップロックに入れる。保冷剤として食品に触れるので、念のため液漏れ等を防いでおく。
クーラーボックスに投入
食材や飲み物を入れたクーラーボックスに、即席保冷剤を投入する。アウトドア活動には欠かせないアイテムの1つになりそうだ。
ケーブル収納
ジップロックは密閉性に優れており、様々なものを保管する時に使える。その中の1つがケーブル・コード類だ。
手順は単純に、ケーブル類をきれいにまとめ、ジップロックの中に入れ、机や棚の引き出しに並べて収納するだけだ。各ケーブルが1本づつ独立しているので、絡まることもなく、目的のケーブルをすぐに取り出せるのもポイント。
空気を抜いて密閉
ジップロックを使って食材を保存しておく際に、液体を含んだ食材の場合、空気を完全に抜くのはひと手間だが、この裏技を使えば、ほぼ完全にジップロック内の空気を外に締め出すことができる。
チャックの一部を開けたままにする
保存したい食材をジップロックに入れる。参考動画の場合、ゆで卵にめんつゆを注いでいる。
チャックは完全に閉めるのではなく、空気を抜くために、一部を開けたままにしておく。
水圧を利用して空気を抜く
食材を入れ、チャックの一部を開けたままにしたジップロックを、水を張ったボールに沈め空気を抜く。チャック部分は、ジップロック内に水が入らないように水面上に出しておく。水圧が働き、チャックの開け口から空気が抜ける。
チャックを完全に閉める
ジップロック内の空気が完全に抜けたら、開けておいたチャックの一部を完全に閉め、空気が逆流して中に入るのを防ぐ。
これだけきれいに空気を抜くのは、保存食材の鮮度を保ち、長期保存するのに向いている。あとは冷蔵庫や冷凍庫に保管するだけ。
折りたたみ傘を持ち運ぶ
急の雨で折り畳み傘を使ったとき、大変なのは濡れた傘をいかに持ち運ぶか、ではないだろうか?こんな時に使えるのが、ジップロックだ。
傘を折りたたんでジップロックに収納
濡れた傘を折りたたみ、大きめのジップロックに入れ、完全にチャックを閉める。こうしておけば、カバンの隙間にも入るので、水滴が落ちて床を汚すこともないし、カバンの中が濡れることもない。
濡れた靴を履く
出来れば避けたいが、時と場合によっては、濡れた靴を履かなければならない状況がある。そんな時役に立つのがジップロックだ。
ジップロックに足を入れる
靴下をはいたあと、濡れた靴を履く前に、ジップロックに足を入れる。
靴をはく
ジップロックの防水機能を最大限活用して、足の防水ができたら靴をはく。ジップロックは強くて破れにくいので、靴下代わりに履くだけで、その上から濡れた靴をはいても、足を濡らす事がない。
冷凍庫を使わずにシャーベットを作る
暑い夏には冷たいシャーベットが嬉しい。ジップロックを活用すれば、超簡単にシャーベットを作ることができる。
ジュースをジップロックに注ぐ
まずは好きな味の果物ジュースを、ジップロックに適量注ぎ、空気を抜いてチャックを閉める。
氷を用意する
大量の氷を用意し、ジュースを注いだジップロックが入る、大きなジップロックに入れる。
氷に塩を投入
氷の温度を更に下げるために、氷を入れたジップロックに塩を適量投入する。
水を注いでジュースを入れて振る
次に水を少量注ぎ、ジュースを注いだジップロックを、氷の入ったジップロックに入れ、5分間振り続ける。
※冷たいので、手袋をはめて振る。
完成したシャーベットを取り出す
5分間振り続けると、ジュースがシャーベット状に凍るので、袋から取り出して頂く。
意外だが、シャーベットは家にあるものだけを使って、超簡単に作ることができる。冷たい物が欲しい時、コンビニに走らなくても良いのがありがたい。
防水財布
ジップロックは優れた防水性が特徴なので、安心してお金を小分けし、管理するのに使える。
お金をジップロックに入れてチャックを閉め、カバンのポケットなどに忍ばせておけば、カバンが濡れてもお金が濡れることは無い。
クッション材
物を発送する時に、段ボール箱に一緒に入れるクッション材も、ジップロックがあれば代用できる。
チャックを閉め空気を吹き込む
まずは箱や送る物のサイズに適したジップロックを用意し、ストロー1本分が入る隙間を残してチャックを閉め、挿したストローから空気を吹き込む。
段ボール箱に入れる
空気を吹き込んだら、チャックを完全に閉めて密封し、物を送るために準備した段ボール箱の中にクッション材として詰める。物と物の隙間に適度に置いたり、蓋を閉める前に物の上に置いたり、様々な使い方ができる。
米を炊く
ジップロックを使えば、少量の米を炊くことができる。炊飯器が壊れていたり、炊飯器を使うまでもない、少量の米を食べたい時に便利な裏技だ。
米と水を計量
米を洗う前に、米を計量する。計量カップを使う必要は無く、下の写真の様に、米と水をそれぞれグラスやコップに準備しておく。
米を洗ってジップロックに入れる
計量した米を水で洗い、ジップロックの中に、計量した水と一緒に投入する。投入した後はジップロックのチャックを閉める。
15分間茹でる
米と水を入れてチャックを閉めたら、お湯を沸かして15分間茹でる。この行為が米を炊く部分に当たる。
10分間蒸らす
15分茹で終えたら、すぐに取り出さずに、10分間そのまま放置して蒸らす。
ジップロックから取り出して頂く
ジップロックで炊いて蒸らした米を、しゃもじ等で取り出して頂く。少量であれば、この方法で問題なく炊ける。
下着の洗濯
ジップロックを使えば、手を汚さずに下着等の小さい衣類を洗濯することができる。
下着をジップロックに入れる
靴下やパンツ等の下着類を、ジップロックの中に入れる。量が多すぎると、中身を動かすスペースが無くなるので、靴下なら2足分、パンツなら1枚程度に抑える。もちろんジップロックの大きさにもよる。
洗剤を投入
適量の衣類用洗剤をジップロックに投入する。一度に洗える量は少ないので、洗剤を入れすぎないように注意する。
水を投入
洗う衣類と洗剤を入れたジップロックに、適量の水を入れる。ジップロックからあふれないように注意し、水を入れた後はチャックを閉める。
ジップロックを揉んだり振ったり
全てを投入し、チャックを閉めたら、ジップロックを揉んだり振ったりし、中の衣類を洗濯する。
中の水を入れ替えてすすぐ
しばらく揉み洗いした後、洗剤を洗い流すために中の水を変え、再び揉み洗いする。
絞って脱水
すすぎ洗いまで終わったら、中の水を捨て、洗い終わった衣類を手で絞って脱水する。タオルで包んで叩くのも効果的だ。洗濯機が壊れた時や、旅行先などで効果を発揮してくれる裏技だ。
ティッシュボックス
ティッシュの箱の代わりに、ジップロックを使って、ティッシュを収納することができる。
切り目を入れる
まずはティッシュを取り出せるように切り目を入れる。ティッシュの大きさに合わせて丁度取り出しやすい位置を切り込む。
ティッシュを入れる
切り目を入れたジップロックに、適量のティッシュを入れる。
取り出し口から取り出せば、ボックスティッシュと同じ要領で使うことができる。旅行先やキャンプなどのアウトドア活動で重宝する裏技だ。
飛行機内でスマホ動画
飛行機内の座席に座ったまま、手を放してスマホで動画を視聴する方法を解説する。
ジップロックにスマホを入れる
まずはスマホをジップロックの中に入れる。
テーブルと座席で挟んで固定
座席裏に備え付けられたテーブルに、スマホを入れたジップロックを掛け、フックを戻して固定する。
これでスマホから手を放しても、落ちる心配もなく、適当な位置で動画を見ることができる。
ジップロック内にスマホを入れたままでも、スマホの画面を操作することが出来る。
食材の真空保存
通常、ジップロックを使って食材を保存する時は、食材を入れた後に手で押さえて空気を抜くが、少量の空気が最後まで残ってしまう。
こんな時は、どの家庭にも必ずある、ストローを使うと、完全に空気を抜き、真空状態で食材を保存できる。
食材をジップロックに入れる
まずは保存したい食材をジップロックの中に入れる。
ストローを使って空気を抜く
食材を入れたら、ジップロックの端の方にストローが入る隙間を残して閉め、ストローを差して固定する。
次にストローを吸ってジップロック内の空気を抜く。
チャックを閉め切って完成
空気が抜けて真空状態になったら、そのままストローを抜き、すぐに残しておいた隙間を閉める。これで作業は完了。
ジップロックでオムレツを作る
忙しい平日や、洗い物を避けたいときには、ジップロックで作るオムレツがおすすめ。
卵をジップロックに入れてかき混ぜる
まずはジップロックに玉子を3つ割り入れ、手で揉んでかき混ぜる。
その他の食材を投入して混ぜる
卵を混ぜたジップロックを丼やタッパー等に立て、その他の食材を入れる。
玉ねぎ・ピーマン・ハム・チーズを適量みじん切りにし、ジップロック内に投入する。
投入し終わったらジップロックを閉め、手で食材を混ぜ合わせるように揉む。
食材を寄せて輪ゴムで縛る
ジップロック内全ての食材が混ざったら、閉めたチャック側に寄せ、余ったジップロックをまとめて輪ゴムで縛り固定する。これで調理後に取り出す時、食材がジップロックに張り付くのを防ぐことができる。
茹でて調理
準備が済んだら、鍋に湯を沸かし、ジップロックを縛った部分を上にして投入する。硬さの好みに応じて、5分~10分間茹で、玉子を固めて調理が完了。
取り出して頂く
茹で終わって粗熱が取れたら、開封して皿に盛りつけて頂く。
一眼レフカメラの防水
小雨が降ったり、湿った環境下で一眼レフカメラを使う時に、濡れるのを防止するのにも、ジップロックが役に立つ。
レンズ用の穴を開ける
まずは防水したい一眼レフカメラが収まる大きさのジップロックを用意する。一眼レフの防水と言っても、レンズまで覆うと綺麗な写真が撮れないので、用意したジップロックに、レンズ部分が飛び出る穴を開ける。
カメラをジップロックに収容
カメラを実際にジップロックに収容する。開けた穴にカメラのレンズを通し、視界を遮らないようにする。
これで全ての作業が完了。防水といっても、水中で撮影ができるわけではなく、あくまでも湿気のある場所や小雨が降る中でカメラを使いたい場合に、効果を発揮してくれる防滴だ。
旅先にサンダルを持っていく
サンダルや靴など、履き物を旅行先に持っていく時は、非常に気を使うもの。履いていくならまだしも、スーツケースやカバンの中に入れると、服など他の荷物が汚れてしまう。ここで活躍するのがジップロックだ。
大き目のジップロックを用意
まずはサンダルが入る大きさのジップロックを用意する。サンダルがギリギリ入るものではなく、余裕を持たせた大きさにしておけば、スーツケース内でジップロックが破れる事もない。
サンダルを収容してチャックを閉じる
ジップロックにサンダルを収容し、余分な空気を抜きながらチャックを閉めれば完成。
チャックを閉めたら、他の荷物と一緒にスーツケースに入れるだけ。これで服などを汚さずにサンダルや靴を運ぶ事ができる。
最後に
ここまでジップロックを活用した、便利な裏技の数々を、20選長々と解説してきた。最後まで読み進めていただきありがとうございます。
ジップロックは密閉性があり、衝撃にも強いので、生活の多くの場面で役に立つアイテムなので、これを使わない手はない。
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